えむちこんにちは、えむちです。関東で働く5年目の現役看護師です。
転職する前のわたしの口癖は、「転職ってめんどくさい」でした。
私が今の職場の不満を我慢すればいい話なのかな——そう思いながら、4年間おなじ職場で働き続けました。
そんなわたしが2026年4月に転職しました。結果は、3社受けて、3社とも内定。
先にぶっちゃけておくと、わたしは転職エージェントに最後まで頼り切っていません。
本命の職場には直接応募し、履歴書・職務経歴書も自作しました。
それでも「エージェントを一部でも使って本当によかった」と確信しています。
この記事では、転職を我慢し続けていためんどくさがりな私が、3社すべてから内定をもらうまでのリアルな体験談を公開します。
先に、わたしの転職活動の全体の流れをまとめておきますね。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2025年夏 | マイナビ看護師に登録。職場には「転職を考えている」と伝える |
| 2025年夏〜12月 | 働きながら3社に応募・面接 → 3社すべてから内定 |
| 2025年12月 | 職場に「確実に転職します」と報告 |
| 2026年3月31日 | 前の職場を退職(最終出勤は3月21日) |
| 2026年4月1日 | 新しい職場へ入職(看護師5年目) |
| 2026年7月 | 転職4ヶ月目。残業ゼロで、後悔はありません |
「今の職場に不満はあるけど、転職は腰が重い…」
と悩んでいる方は、ぜひこの記事をロードマップにして、一歩を踏み出してみてくださいね!
4年間働いた職場から転職を決めた理由


私が看護師を辞めたいと思った本当の理由は、給料の低さだけでなく、勤続4年目で「不平等すぎる業務負担」に限界を感じたからです。決定的なきっかけがあったわけではなく、日々の小さな理不尽が積み重なった結果でした。
具体的に、私が「ここでは長く続けられない」と確信した背景は以下の3つです。
- 4年働いて痛感した見合わない給料
- 動ける人への業務集中と差別感
- お局ナースに振り回される苦痛
よく「辞めたいと思った決定的な出来事は?」って聞かれるんですけど、わたしの場合、「これがきっかけ」という日はありませんでした。
お給料が低いのは、最初から分かっていました。だから「奨学金の返済が終わったら転職しよう」と、実はかなり前からぼんやり考えていたんです。
しかしいざ4年目になると、任される仕事はどんどん増えていきました。
チームプレーのはずなのに、一人ひとりの業務量の差はあまりにも不平等でした。
大げさに言ったら、差別的だと感じるところまでいって



ここではこれ以上、私の心と体がもたないな、、
と思うようになりました。
当時は、夫と、先に辞めた同期と、仲のいい先輩には相談していました。心配をかけたくなかったので、親には最後まで言いませんでした。
もしあなたが今、「うちの職場、なんか自分ばっかり大変じゃない?」と感じているなら、その直感はたぶん気のせいではありません。
かつての私が、まさにそうだったからです。
一歩踏み出せなかった「3つの不安」


私が「転職に向けて前職場を辞めよう」と決意してから、実際に動き出すまでには長い時間がかかりました。なぜなら、新しい職場の人間関係、転職後の後悔、給料のリセットという「3つの大きな不安」が頭から離れなかったからです。
当時の私の足を引っ張っていたのは、具体的に以下の3つの恐怖でした。
- ゼロから築く人間関係への恐怖
- 前の職場より環境が悪かったらどうしよう
- 4年間の給料リセットへの焦り
「人間関係をゼロから築き直すのが怖い」
当たり前ですが、環境が変わったらまた一からです。
新しい職場の先輩やプリセプターと上手く馴染めるか、考え出すと夜も眠れませんでした。
さらに、「前の職場より環境が悪かったらどうしよう」という不安。
今の職場にも嫌なところばかりではなく、良いところもありました。だからこそ、転職して後悔する可能性が常に頭の片隅にこびりついていたんです。
最後は、お金。4年間、積み重ねて上がってきた給料より年収が下がって生活の質が落ちるのではないかという不安でした。
いま転職を迷っている看護師さんなら、この3つのどれか(あるいは全部)に深く当てはまるんじゃないかなと思います。
ただ、今の私から当時の私に言えることがあるとすれば、この不安は「動かない理由」にするべきではなく、「失敗しないように、ちゃんと調べてから動くための理由」だったんだな、ということです。
では、めんどくさがりで不安だらけだった私が、この3つの恐怖を解消するために、重い腰を上げて「最初に調べたこと」とは何だったのか?
その第一歩が、良くも悪くもリアルな現実を突きつけてきた「転職エージェントへの登録」でした。
最初にマイナビ看護師を使った理由


私が看護師転職エージェントに登録した理由は、自力では調べられない「気になる病院のリアルな採用状況」を調べるためでした。実際に休憩時間に登録してみると、わずか10分もしないうちに最初の電話が掛かってきました。
私が自力での活動を諦め、エージェント登録に至った理由は以下の3つです。
- HPでは直近の求人情報が分からない
- 病院に直接電話をするのに抵抗がある
- 忙しいほど辞めたくなる
最初は転職エージェントを一切使わず、マイナビ看護師やジョブメドレーなどのアプリをただ眺めるだけの日々を送っていました。
でも自力で探していると、どうしても分からないことがありました。それは、



気になるあの病院、そもそも「今」採用してるの?
ということです。
病院の理念や概要はホームページに綺麗に載っていても、具体的な求人情報は載っていないところが結構あります。
かといって、気になるからと病院に直接「今、採用してますか?」って電話をかけるのは、心理的なハードルが天よりも高かったんです。
そのネット上には出ていない生の情報を知りたくて、私はエージェントを使うことに決めました。
ちょうど同期がマイナビを使っていたこともあり、わたしも仕事の休憩時間中に「マイナビ看護師」に登録してみました。
登録したのは、夏の暑い日でした。皮肉なことに、本格的に働いていて職場が忙しい時ほど、「めんどくさいけど、早くここを辞めたい」って気持ちが100倍強くなるんですよね。
ポチポチと入力し、送信ボタンを押して、お弁当を食べようとしたその時。登録から10分もしないうちに、私のスマホがブブブと震え、最初の電話が鳴り響きました。



えっ、もう……!?
休憩時間終わっちゃうんだけど……
あまりのスピード感に、箸を止めて慌ててしまったことを今でもよく覚えています。
この「登録直後の電話」は、一見すると頼もしいサポートの始まりに思えました。しかし実際は、多くの転職検討者を悩ませる「しつこい営業電話」の始まりでもあったのです。
しつこい電話を避けて、自分のペースで相談する方法
看護師転職サイトからの電話に振り回されないためには、普段の連絡はLINE、必要な相談だけ日時を決めて電話すると、最初にルールを決めておくことが大切です。
私も、突然かかってくる電話には初回しか出ませんでした。ただし、すべての電話を拒否していたわけではありません。
エージェントと事前に日時を約束した電話には、きちんと対応していました。
私が実際に行った方法は、次のとおりです。
- 初回の電話で転職条件を伝える
- 担当者のLINEに登録する
- 普段の連絡はLINE中心にしてもらう
- 詳しく聞きたいことがあるときだけ電話の日時を決める
看護師転職サイトに登録すると、担当者から何度も電話がかかってくることがあります。



登録したら、電話がたくさんかかってきそう……
と不安になり、登録をためらっている人もいると思います。
そこで、私が担当者のペースに振り回されずに転職活動を進めた方法を紹介します。
初回の電話で希望条件と連絡方法を伝える
初回の電話では、主に次のようなことを聞かれました。
- 希望する勤務地やエリア
- 給料の最低ライン
- 転職したい時期
- 転職先で最も重視する条件
希望条件を答えた後に、今後の連絡方法についても伝えておきましょう。
私は担当者に、次のように伝えました。



仕事中は電話に出られないため、普段の連絡はLINEでお願いします!
その後は、基本的にLINEでやり取りをしていました。
突然電話がかかってきても、無理に出る必要はありません。後からLINEで、



すみません、仕事中は電話に出られないため、連絡はLINEでお願いします。
と伝えれば、こちらの希望を理解してもらいやすくなります。
詳しく聞きたいことがあるときだけ電話する
一方で、転職活動を進めるなかでは、電話で詳しく聞いた方が分かりやすい場面もあります。
私も、



この病院について詳しく知りたいです!
とエージェントに伝え、担当者が病院へ問い合わせてくれた内容を、約束した電話で教えてもらっていました。
具体的に確認してもらったのは、次のような情報です。
- 現在、本当に看護師を募集しているのか
- 何月から入職できるのか
- 給与や手当はいくらなのか
- 実際に担当する仕事内容
- 病院のホームページには掲載されていない採用情報
私がエージェントに聞いていたのは、基本的に病院のホームページを見ても分からないことだけです。
気になっていた病院のホームページには詳しい採用情報が載っていなかったため、担当者が病院へ直接確認してくれたことは、とても助かりました。
つまり、電話をすべて拒否する必要はありません。
担当者から突然かかってくる電話には無理に出ず、自分が必要な情報を聞きたいときだけ、日時を決めて電話する。
私はこのように使い分けていました。
この方法なら、担当者のペースに振り回されることなく、必要な情報だけを効率よく集められます。
複数の転職サイトへ一度に登録しすぎない
1つの転職サイトに登録しただけでも、電話やメッセージが増えることがあります。
何の対策もせずに3社へ同時登録すると、複数の担当者とのやり取りが重なり、転職活動そのものが嫌になってしまう可能性があります。
連絡に疲れる前に、
- 普段の連絡はLINE
- 詳しく相談したいときだけ予約して電話
と、自分の中でルールを決めておくのがおすすめです。
エージェントの言われるままに対応する必要はありません。
一方で、電話を完全に拒否してしまうと、病院のホームページには載っていない情報を聞く機会まで失ってしまいます。
自分のペースを守りながら、必要なところだけエージェントを活用することが、無理なく転職活動を続けるコツです。
初回面談で「本音」を全て話すべき理由
看護師転職エージェントとの初回面談で本音を全て話すべき理由は、状況や希望条件を隠していると後から辻褄が合わなくなり、求人紹介のミスマッチが起きるからです。
最初から綺麗事なしで素直に伝えることが、結果的に一番自分に合う職場と出会うための最短ルートになります。
私が実体験から痛感した、エージェントに本音を赤裸々に話すべき理由は以下の3つです。
- 条件を隠すと途中で矛盾が生じる
- 本音を伝えると紹介の精度が上がる
- 綺麗事を捨てるのが最大の近道
これから登録する方にアドバイスするなら、自分の置かれている状況や希望は、綺麗事や遠慮を抜きにして「最初から全部素直に言った方がいい」です。
年収を上げたいなら「今より年収を上げたい」と。職場の人間関係が嫌なら「人間関係が良いところにしか行きたくない」と、ありのままを伝えて大丈夫です。
実はわたしは最初、家庭の事情(家事との両立や通える範囲の制限など)をエージェントに完全には話していませんでした。
しかし、自分の中で希望を隠したままでいると、担当者から求人を提案される中で、どうしても辻褄が合わなくなっていきます。
担当者から「好条件の求人ですよ!」と提案されても、自分が隠している事情のせいで気が進まないと、「じゃあ、なぜこの職場は通えないんですか?」と、痛いところを突かれて矛盾が生まれてしまうのです。
気まずいですし、説明に困ってとても苦労しました。
これでは、お互いにとって時間の無駄になってしまいます。
そこで途中から、家庭の事情も含めて全てを赤裸々に話すように切り替えました。
すると、担当者のわたしに対する理解度がガラリと変わり、紹介される求人の精度が上がったのです。
エージェントを賢く味方につけるためには、まずは自分の「本音」をさらけ出すこと。



隠し事をせず、希望も不満も全てさらけ出して話した方が、結局は自分自身が一番納得のいく転職先に出会うための近道になりますよ!
担当者を上手に活用するコツと本音レビュー


私が担当してもらった転職エージェントは、私の意見を一切否定せず、親身に寄り添ってくれる優しい男性でした。しかし、中にはこちらの希望に合わない提案などのデメリットも。実際のやり取りから見えた「担当者のリアルな神対応とダメ対応」を赤裸々にレビューします。
私の担当者さんに対する良かった点・不満な点の要点は以下の3つです。
- 肯定的に尊重してくれた
- 親身になって話を聞いてくれた
- 書類関係を作成してくれる
- 病院とのやり取りと給料交渉してくれる
- いつでも辞退できる安心感があった
- 条件にあわない求人の紹介
- 営業の電話が多かった
わたしの担当は男性の方でした。話し方は常に受け身で、わたしの言うことを最初から最後まで一切否定せずに、じっくりと聞いてくれるタイプでした。
希望した条件に合う候補のほかにも、「似たような条件で、実はこういう職場もありますよ」と、別の選択肢も積極的に教えてくれたのがとても印象的でした。
一番助かった「神対応の一言」
実はわたし、エージェントを使うこと自体にすごく躊躇があったんです。



紹介してもらうからには担当さんの顔もあるだろうし、一度お話しが進んでしまったら、やっぱりここ辞めたいですって言えなくなるんじゃないか……
と、断る時の気まずさをずっと恐れていました。
そんなとき、面談の最後で担当さんに言われたのが、この一言でした。
「もし他のところがいいなと思ったり、やっぱり何か違うなと感じたりしたら、その瞬間に遠慮なく言ってくれれば大丈夫ですからね」
この一言で、心の中にあった「断りづらくなったらどうしよう」という重荷がすーっと軽くなりました。
「それなら、まずはフラットに話だけでも聞いてみようかな」と肩の力を抜くことができ、そこからいろんな選択肢を前向きに見られるようになりました。
転職活動の視野が広がったのは、間違いなくこの温かい一言のおかげです。
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正直イラッとした「ダメ対応」
もちろん、エージェントを使っていて良いことばかりではありませんでした。
これから登録する人のために、少し残念だった「不満なポイント」も包み隠さず書いておきますね。
まず、「この部分は自分で直接応募して進めるので大丈夫です」とはっきり伝えても、どうしても間に入り込もうとしてくることがありました。
向こうもそれがお仕事ですし、自分たちの紹介ルートを通して契約してほしい気持ちは痛いほど分かるのですが、正直「そこまで介入されるのは、今の私には必要ないな……」と窮屈に感じてしまう場面はありました。
もう一つは、求人の提案内容です。
紹介された求人は全部で6件ほどで、どれも「話にならない」というレベルのものはなかったのですが、「今回の転職で引っ越しをする予定はありません」と伝えてあったにもかかわらず、「通えるならここも行けますよ!」と、どう考えても通勤不可能な距離の求人を出してきたことがありました(笑)。
さすがに「いや、ここは毎日通えません!」
と、スマホ画面を見ながら一人でツッコミを入れてしまいました。
こうしたすれ違いをなくし、お互いにとって無駄なやり取りを減らすためにも、合わない提案に対しては「上手に、でもはっきりと断る」ことがとても大切になります。
角を立てずに求人を断るコツ
求人を断るのは心理的に気まずそうに見えますが、実は角を立てずにサクッと断るための「シンプルなコツ」があります。
それは、「断る理由」と「今あなたが考えている別の候補」を必ずセットで伝えることです。
断る際は、以下のようにLINEを送るのがおすすめです。
「今回は、通勤時間が想定より長いため見送らせていただきます。現状は、〇〇の条件に合う別の候補と、自力で応募している職場の2社を中心に選考を進めたいと考えています」
このように、断る理由(通勤時間が長いなど)に加えて、「今自分はここを中心に考えている」という具体的な状況をセットで伝えるのがポイントです。
こうしてこちらの意思を狭めて伝えてあげないと、エージェント側は「これもダメなら、次はこんな条件はどうですか?」と、別の的外れな求人を延々と提案し続けることになってしまいます。
また、わたしはお断りの連絡をすべてLINEの文章で済ませていたので、気まずさは完全にゼロでした。
お互いの顔や声を直接合わせずに、冷静なテキストでスマートに断ることができるのは、LINEやり取りの本当に大きなメリットだなと感じています。
3社受けて3社内定!応募先の選び方


私が2026年4月の入職に向けた転職活動で応募したのは、合計3社でした。お給料の高さ、もともと興味のあった分野、職場の雰囲気の良さなど、それぞれの選考基準はバラバラでしたが、最終的に3社すべてから内定をいただくことができました。
私が応募先に選んだ3社のそれぞれの特徴と基準は以下の通りです。
- お給料が大幅にアップする病院
- 以前から挑戦してみたかった分野
- HPから温かい雰囲気を感じた病院
応募した3社は、それぞれ選んだ基準がまったくバラバラでした。
1社目は、信頼できる先輩から「人間関係がすごく良くて働きやすいよ」と教えてもらった職場です。お給料も前の職場から大きく上がる条件でした。
2社目は、お給料などの条件に関係なく、わたしがもともと一度やってみたかった美容系の職場。
3社目は、お給料はそんなに上がらないけれど、ホームページを見て直感的に「すごく働きやすそうだな」と感じた職場です。
このうち1社目と2社目は、登録したマイナビ看護師経由で紹介してもらい応募しました。そして3社目だけは、エージェントを通さずに「直接応募」をしました(この直接応募を選んだ理由は、のちほど詳しく解説しますね)。
この時点では、正直どこが自分にとっての「本命」なのか、わたし自身もまだ決めきれていませんでした。



働きながら、基準も分野も違う3社の選考を同時に進めるなんてできるのかな……
そんな不安を抱えながらスタートした私の転職活動でしたが、CanvaとAI、そしてメモを使った「時短対策」のおかげで、驚くほどスムーズに進み、3社すべてから内定をいただけました。
履歴書はCanvaとAIで効率よく自作【1通15分】
自力で応募するにあたり、履歴書と職務経歴書はすべて自分で手作りしました。
デザインツールの「Canva」の綺麗なテンプレートと、AI(わたしは愛着を込めて『チャッピー』と呼んでいます)を使うことで、1通あたり15分程度で自分らしさが伝わる書類が完成します(※伝えたい内容を先に整理してある前提の、1社向けに仕上げる時間です)。
わたしが実践した、チャッピーとCanvaを使った超時短の作成ステップは以下の4つです。
- 伝えたい要点だけを箇条書きでチャッピーに送る
- チャッピーに履歴書用の整った文章を作ってもらう
- AI特有の堅苦しい表現を自分の優しい言葉に直す
- Canvaの読みやすいテンプレートに整える
実は、最初に勧められた滑り止めの求人で、エージェントに書類を代わりに作ってもらいかけたことがあります(結局その応募自体をやめたので完成版は見ていません)。
その時は、送られてきたテンプレートの質問シートに、わたしが短文で回答してエージェントに送り返す方式でした。
ただ、その作ってもらう過程(途中経過)を見た私の正直な感想は、



文章がちょっと薄いかも……。
どこかで見たことあるような言い回しばかりで、わたしらしさが伝わらないな
というものでした。
もちろん、文章を書くのがどうしても苦手な方にとってはエージェントの代筆はとても心強いサービスです。
でも、「少しでも自分で考えるのが嫌いじゃない」という人であれば、書類は自作した方がいい、と私は思っています。
自分の言葉で紡いだエピソードの方が熱量が乗りますし、採用担当者さん(受け取る側)も、テンプレート通りの文章より「えむちさんという看護師さん」の等身大の個性が伝わって、きっと読んでいて面白いはずです。
面接を突破する「1社1メモ」の作り方
働きながら同時に3社の面接を受けるなかで、最も役立ったのが自分だけの「1社1メモ」を作る対策法でした。チャッピーに想定される質問を投げかけて回答の軸を整理し、iPhoneの純正メモに1社ごとの要点をまとめておくことで、すきま時間に見返せて、直前でも焦らずに自信を持って面接に臨めます。
私が実践した「1社1メモ」による面接対策の具体的なステップは以下の3つです。
- チャッピーと面接の質問に対する回答の軸を作る
- iPhoneのメモに1社1ページで要点だけを書き込む
- 車の運転中や夜勤前の時間に声に出して練習する
面接対策の一番のポイントは、「用意した回答を絶対に丸暗記しないこと」です。
一言一句を丸暗記しようとすると、本番で少し言葉が詰まっただけで頭が真っ白になりますし、仮にスラスラ言えても感情のこもっていない「棒読み」になって面接官にすぐ見抜かれてしまいます。
メモには「これだけは絶対に伝える!」という要点のキーワードだけを書いておき、言い回しは「失礼がないようにその場で言葉を繋ぐ」くらいの意識で十分でした。
ちなみに、このメモは紙のノートではなく、iPhoneの純正メモで作っていました。いつも持ち歩いているスマホの中にあるので、夜勤前や家事の合間にもサッと開いて見返せるのが最大のメリットです。
実際にわたしが面接対策に使っていた「1社1メモ」が、こちらです。


参考までに、私が実際の面接でよく聞かれた質問リストをまとめておきますね。
- 長所と短所
- 転職しようと思ったきっかけ
- なぜここを選んだのか
- あなたの看護観
- なぜ看護師になろうと思ったか
- 勉強したり努力することは得意か
- これまでの学歴
もちろん、完璧に準備していても、本番では全く練習していない角度からの想定外の質問が飛んできて、一瞬で頭が真っ白になってしまうこともあります。
わたし自身、ある面接で予想外の質問をされて、緊張のあまり言葉に詰まってしまったことがありました。そのとき私は、無理に取り繕うとせず、「勉強不足で申し訳ありません。ただ、私自身は〇〇のように考えております」と、今思っていることを素直にそのままお伝えしました。
それでも、結果はしっかりと内定をいただくことができました。
面接で多少詰まったり噛んだりしたからといって、それで落ちるわけではありません。大切なのは、綺麗すぎる回答ではなく、あなたの看護に対する「素直な熱意」を見せることですよ。
最後は「働きやすさ」で職場を決めた理由


3社から内定をいただいた結果、私が最終的に選んだのは給料の上がり幅が最も小さい「3社目の職場」でした。決め手は、目先の給料の高さではなく、生活と両立して長く続けられる「働きやすさ」だと確信できたからです。
私が内定をいただいた3社の条件と、リアルな葛藤を比較表にまとめました。
| 応募先 | 条件とメリット | デメリットと懸念点 |
|---|---|---|
| 1社目 | 月給42〜48万(年収500万台)で給料は文句なし | 自宅からの通勤時間が遠い |
| 2社目 | もともとやってみたかった美容系の仕事ができる | 常に仕事に追われ、家庭の時間が削られる不安 |
| 3社目 | 上の立場の人と近い距離で話せて、働きやすさを確信 | 給料の上がり幅は3社の中で最も小さい |
選んだのは3社目です。決め手は、給料じゃなくて働きやすさでした。
迷いはなかったです。1社目の内定を先にもらっていたけど、3社目のことがずっと頭にあって、「このまま返事したら後悔するな」と思ったのが答えでした。
辞退した2社には「家庭の事情により」と自分で連絡しました。それで揉めることは何もなかったです。
前の職場には、夏に「転職を考えています」と伝えて、12月に「確実に転職します」とはっきり言いました。
「辞めないで、もう1年だけ」と引き止められたけど、気持ちは変わらず。
有給が少なくてギリギリまで働き、最終出勤は3月21日。3月31日に退職して、4月1日——看護師5年目になるタイミングで、新しい職場で働き始めました。
転職4ヶ月目の本音!本当に後悔はない?


転職したことに、後悔はまったくありません。
残業が完全にゼロになり、家事や私生活に圧倒的な「心の余裕」が生まれました。仕事の責任の重さや給料の減少といったリアルな現実もありますが、それを踏まえても転職して本当に良かったです。
転職して4ヶ月目に入った私が、今だから明かせる「リアルな変化と本音」は以下の3つです。
- 残業ゼロで家事が苦にならない心の余裕ができた
- 新しい職場ならではの「責任の重さ」は想像以上
- 手取りは少し減ったが、副業時間が増えてプラス
転職の前後で、わたしの毎日はこう変わりました。
| 項目 | 転職前 | 転職後 |
|---|---|---|
| 残業 | あった | 本当にゼロ |
| 帰宅後 | ヘトヘトで動けない | 料理や洗濯が苦じゃない |
| お給料 | 4年かけて上がったベース | 時給換算では少し下がったかも |
| 自分の時間 | ほとんどない | 副業に使える時間が増えた |
「転職して、本当に後悔はなかったの?」と聞かれたら、私の答えはこれしかありません。



後悔なんて、何ひとつありません。前の職場に戻りたいとは1ミリも思いません!
何より、残業は本当にゼロになりました。
家に帰ってきてからの「時間の余裕」と「心の余裕」が、前とは全然違います。
今まではヘトヘトで疲れて動けなかったのに、家に帰ってから料理をしたり洗濯物を干したりする時間がまったく苦じゃなくなりました。
「自分がやれることは進んでやろう」と自然に思える。
この心の余裕の変化が、わたしにとっては転職して一番大きかったメリットです。
ただ、綺麗事だけで終わらせたくないので、正直に言うと「すべてがバラ色」というわけではありません。
新しい環境には、新しい環境ならではの仕事の責任の重さがあって、そこは想像以上に大変でした。覚えることもたくさんあります。
また、夜勤と残業代がなくなった分、時給換算すると「お給料のベースはちょっと下がったかも……」という現実もあります。
それでも、自分の時間、そして「副業に使える時間」が圧倒的に増えたので、トータルで見れば生活の質は完全にプラスへと転換しています。
美化はしたくないので、本当に泥臭い部分も含めて本音を話しました。
それでも、「以前の、自分ばかりが我慢していたあの職場に戻りたいか?」と聞かれたら、やっぱり1ミリも戻りたいとは思いません。
エージェントには頼り切らず、自分のペースで「賢く味方につける」


私が転職エージェントに最初から最後まで頼り切らなかった理由は、本命の職場には「直接応募した方が採用率が高い」と記載があったから。しかし、自力では絶対に取れない「表に出ていないリアルな情報」を収集する手段として、一部のサポートだけを自分のペースで賢く味方につけるやり方は非常に有効でした。
私が実体験から確信した、エージェントを自分のペースで上手に活用する3つのポイントは以下の通りです。
- ネットに出ない「今の求人の有無」だけ聞く
- 自作が苦手なら作成サポートを完全にお任せする
- 普段の連絡はLINE、必要な相談だけ日時を決めて電話する
最初に書いたとおり、わたしは転職エージェントに最後まで頼り切りませんでした。
応募した3社のうち、エージェント(マイナビ看護師)経由で紹介してもらったのは2社で、本命の1社だけは、ホームページに「直接応募の方が採用率が高い」と書いてあったため、自分で直接応募しています。
じゃあ、転職活動にエージェントはまったく要らなかったのか?
と聞かれたら、答えは「いいえ」です。
自分だけでは決して知ることのできない情報をたくさん持っているのが、エージェントの最大の強みです。求人サイトには載っていないリアルな採用状況や、表には出てこない職場の雰囲気など。



自力では取れない情報を、安全に取るための手段としてエージェントを賢く活用したからこそ、わたしは「3社受けて3社内定」という結果を得られたと思っています。
お給料や人間関係の条件を隠さずに初回面談で本音を話し、普段の連絡をLINEに一本化してしまえば、余計なストレスに振り回されることもありません。
登録することと、実際に転職することは、完全に別ものです。
「重い腰を上げて、まずは情報収集から始めてみよう」くらいの軽い気持ちで登録するのが、エージェントとは一番ちょうどいい距離感で活動できますよ。
最後に、わたしの実体験から「エージェントが向いている人・向かない人」を正直にまとめておきます。
- 気になる病院の求人情報がHPに載っていない
- 病院に直接問い合わせるのは気が引ける
- 働きながら情報収集を進めたい
- 連絡はLINE中心で、自分のペースを守りたい
- 応募先が決まっていて、直接応募だけで進めたい
- 担当者とのやり取り自体をしたくない
向かない人に当てはまった方は、無理に登録する必要はありません。とくに3つ目に当てはまる方は、このまま次の章を読んでから考えてみてくださいね。
(PR)わたしが実際に使ったのは、看護師専門の転職エージェント「マイナビ看護師」です。
\ 登録と転職は別。まずは情報収集から /
不満を我慢して働き続けているあなたへ


最後に、不満を我慢して働き続けているあなたへ、これだけは伝えさせてください。もし「なんとなくモヤモヤする」程度なら、今は無理に動く必要はありません。しかし、「めんどくさい」「自分には無理」という不安だけで現状を我慢しているのなら、絶対に一歩を踏み出す価値があります。
あなたが今、次の行動を起こすべきかどうかの「シンプルな判断基準」は以下の通りです。
- モヤモヤするだけなら無理に動かない
- 【今すぐ動くべき】面倒・不安だけで我慢しているならGO
- 【我慢の限界】無理をせず自分に合う温かい環境を探す
もしあなたが、「今の職場、別にそんなに嫌じゃないんだけど、なんとなくモヤモヤするな……」というくらいなら、まだ転職しなくて良いかも、と私は思います。
転職は、思い描いたことが100%叶う魔法ではありません。
気持ちが中途半端なまま流されて動いてしまうと、かえって後悔しやすくなってしまいます。
もう少し今の職場で頑張ってみて、それでも「やっぱり転職したい!」という気持ちがはっきり固まってから、その時に動けば遅くはありませんよ。
でも、「手続きがめんどくさいから」「自分にはどうせ次の職場なんて見つからない気がするから」という、不安や諦めだけの理由で今の不満を我慢しているなら——一度、動いてみてほしいです。
実際にやってみて分かりましたが、転職活動は思っているほど大変なものではありませんでした。
それに、1つの職場(今の病院)だけを毎日見ていると、知らず知らずのうちに視野がどうしても狭くなってしまいます。
辞めたいと思いながら、不満を我慢して働き続けていた、あの頃の自分に一言かけるとしたら、わたしは迷わずこう言います。
「やめたいと思ってるなら、やめな!無理して自分を削ってまで、そこに居続ける必要なんてない。一歩外に出て探せば探すほど、あなたに合った環境はあるし、優しい人が集まった温かい職場はちゃんと他にあるよ。我慢しなくていいんだよ」
自分がどっちなのか分からない人は、3つの質問で整理できるページを作ったので、そこから始めてみてください。




