辞めないで、もう1年だけ」と引き止められたわたしが、円満退職するまで

私が円満退職した方法
えむち

こんにちは、えむちです。関東で働く5年目の現役看護師です。

わたしは4年働いた職場を2026年3月末に退職して、いまは新しい職場で働いています。

退職を伝えたとき、師長から言われた言葉はこうでした。

「辞めないで。もう1年だけいて」

……看護師なら、この展開は想像つきますよね。人手不足だから、引き止めは基本セットです。

それでもわたしは、揉めることなく、気まずい空気を引きずることもなく辞められました。

この記事では、いつ・何と伝えたか、引き止めにどう返したか、有給と引き継ぎのリアルまで、時系列で全部書きます。

この記事でわかること
  1. 退職を伝えるベストな時期(二段階方式)
  2. 「もう1年だけ」の引き止めへの返し方
  3. 有給消化と最終出勤のリアル
  4. 揉めずに辞める3つのコツ
美化せず書いたよ

「引き止められたら断れない気がする……」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

いつ伝えたか:「予告」と「確定」の二段階

夏に退職を予告し、12月に転職を確定して伝え、3月31日に退職する二段階方式の流れを説明する図解

私が退職を伝えたのは、夏に「予告」、12月に「確定」の二段階でした。先に「考えている」と伝えておくことで、職場は人員の算段をする時間ができ、自分も「言い出せないまま年末」という一番苦しいパターンを避けられます。

実際のタイムラインは、以下の3ステップです。

STEP
夏:「転職を考えているんです」と師長に伝える(予告)

まだ転職活動の途中で、どうなるか分からない段階。それでも先に伝えておきます。

STEP
12月:「確実に転職します」とはっきり伝える(確定)

行き先が決まった段階で、迷いのない言葉で言い切ります。

STEP
3月31日:退職

引き継ぎと有給消化を済ませて、年度末で退職しました。

この二段階方式、めちゃくちゃおすすめです。

夏の時点ではまだ転職活動の途中で、正直どうなるか分かっていませんでした。

でも先に「考えている」と伝えておいたことで、いきなり「辞めます」の一発勝負を避けられました。予告を挟む方が、お互いにやさしいです。

年度末退職なら、遅くとも12月には確定を伝える——これがわたしの実感値です。

引き止めに何と返したか

内定を持ってから退職を伝え、相談ではなく決定事項として報告し、引き止めを断ることに罪悪感を持たない方法を示す図解

引き止めに揺れなかった理由はシンプルで、気持ちが揺れない状態を作ってから伝えたからです。「辞めようかな」の相談ではなく、決定事項の報告として伝える。これが引き止め対策のすべてです。

私が意識したポイントは、以下の3つです。

  1. 内定を持ってから伝える(迷い中に相談しない)
  2. 「相談」ではなく「決定事項の報告」として言い切る
  3. 引き止めを断ることに罪悪感を持たない

12月にはっきり伝えたときに返ってきたのが、冒頭の「辞めないで、もう1年だけいて」でした。

でもその時点で、わたしは転職活動をほぼ終えていて、行き先の内定も持っていました。だから「もう1年だけ」と言われても、気持ちは変わりませんでした。

これが逆に、まだ迷っている段階で「辞めたいんですけど……」と切り出していたら、たぶん説得されて残っていたと思います。

そして残った理由が「押し切られたから」だったら、確実に後悔していた。

引き止めを断るのは、裏切りじゃないです。

職場には職場の事情があるように、自分には自分の人生があります。「ご迷惑をおかけしますが、決めたことなので」で十分ですよ。

有給と最終出勤のリアル:美化しません

最終出勤が3月21日で、残っていた有給を退職前に使い切った実体験を説明する図解

私は有給があまり残っていなかったので、最終出勤は3月21日。ほぼギリギリまで働いて、残っていた有給だけ最後に使い切りました。「1ヶ月まるまる有給消化」はできませんでしたが、残っている分を捨てないことが大事です。

退職エントリーでよくある「有給を1ヶ月消化して、のんびり引っ越し準備」みたいなやつ——わたしはできませんでした

在職中もちょくちょく休みを取っていたので、退職時点で有給がそんなに残っていなかったんです。

でも、これでよかったと思っています。

まとめて長く休めるかどうかは残日数次第だけど、権利として残っている分は遠慮なく使い切っていい。そこに罪悪感はいらないですよ。

引き継ぎでやったこと

退職時に委員会の仕事を次の担当へ伝え、引き継ぎファイルを渡した2つの作業と、日常業務はチームで回ることを示す図解

看護師の退職で「引き継ぎが大変そう」と身構える人も多いと思いますが、私の場合は正直、そこまでの量ではありませんでした。個人が抱えている引き継ぎは、実は委員会や係の仕事くらいだからです。

実際にやった引き継ぎは、以下の2つだけです。

  1. 委員会の仕事の引き継ぎ:次の担当の子に、伝えなきゃいけないことを全部伝えた
  2. 代々受け継がれているファイル:まとめて次の人に渡した

病棟の日常業務はチームで回っているものなので、「わたしが辞めたら回らなくなる」は、思っているより思い込みです。

ちゃんと引き継げば、職場は回りますよ。

円満退職のコツまとめ

早めに予告し、退職を決めてから伝え、感情でぶつからず淡々と進める円満退職の3つの段取りをまとめた図解

わたしの経験から、コツを3つに絞るとこうなります。

円満退職のコツ3つ
  1. 早めに予告する
  2. 決めてから言う
  3. 淡々と、感情でぶつからない

退職は「戦い」じゃなくて「手続き」です。

ちゃんと段取りすれば、引き止められても、揉めずに辞められますよ。

そもそもの転職活動をどう進めたか(エージェント登録から3社内定まで)は、こちらに全部書いています。

» 「転職めんどくさい」が口癖だった私が、3社受けて3社内定するまで

まだ「辞めたいけど、転職すべきかは分からない」段階なら、まずここから。

» 転職していいか、3つの質問で確かめる(診断ページ)

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