えむちこんにちは、えむちです。関東で働く5年目の現役看護師です。
わたしは4年働いた職場を2026年3月末に退職して、いまは新しい職場で働いています。
退職を伝えたとき、師長から言われた言葉はこうでした。
「辞めないで。もう1年だけいて」
……看護師なら、この展開は想像つきますよね。人手不足だから、引き止めは基本セットです。
それでもわたしは、揉めることなく、気まずい空気を引きずることもなく辞められました。
この記事では、いつ・何と伝えたか、引き止めにどう返したか、有給と引き継ぎのリアルまで、時系列で全部書きます。
「引き止められたら断れない気がする……」という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
いつ伝えたか:「予告」と「確定」の二段階


私が退職を伝えたのは、夏に「予告」、12月に「確定」の二段階でした。先に「考えている」と伝えておくことで、職場は人員の算段をする時間ができ、自分も「言い出せないまま年末」という一番苦しいパターンを避けられます。
実際のタイムラインは、以下の3ステップです。
まだ転職活動の途中で、どうなるか分からない段階。それでも先に伝えておきます。
行き先が決まった段階で、迷いのない言葉で言い切ります。
引き継ぎと有給消化を済ませて、年度末で退職しました。
この二段階方式、めちゃくちゃおすすめです。
夏の時点ではまだ転職活動の途中で、正直どうなるか分かっていませんでした。
でも先に「考えている」と伝えておいたことで、いきなり「辞めます」の一発勝負を避けられました。予告を挟む方が、お互いにやさしいです。
年度末退職なら、遅くとも12月には確定を伝える——これがわたしの実感値です。
引き止めに何と返したか


引き止めに揺れなかった理由はシンプルで、気持ちが揺れない状態を作ってから伝えたからです。「辞めようかな」の相談ではなく、決定事項の報告として伝える。これが引き止め対策のすべてです。
私が意識したポイントは、以下の3つです。
- 内定を持ってから伝える(迷い中に相談しない)
- 「相談」ではなく「決定事項の報告」として言い切る
- 引き止めを断ることに罪悪感を持たない
12月にはっきり伝えたときに返ってきたのが、冒頭の「辞めないで、もう1年だけいて」でした。
でもその時点で、わたしは転職活動をほぼ終えていて、行き先の内定も持っていました。だから「もう1年だけ」と言われても、気持ちは変わりませんでした。
これが逆に、まだ迷っている段階で「辞めたいんですけど……」と切り出していたら、たぶん説得されて残っていたと思います。
そして残った理由が「押し切られたから」だったら、確実に後悔していた。
引き止めを断るのは、裏切りじゃないです。
職場には職場の事情があるように、自分には自分の人生があります。「ご迷惑をおかけしますが、決めたことなので」で十分ですよ。
有給と最終出勤のリアル:美化しません


私は有給があまり残っていなかったので、最終出勤は3月21日。ほぼギリギリまで働いて、残っていた有給だけ最後に使い切りました。「1ヶ月まるまる有給消化」はできませんでしたが、残っている分を捨てないことが大事です。
退職エントリーでよくある「有給を1ヶ月消化して、のんびり引っ越し準備」みたいなやつ——わたしはできませんでした。
在職中もちょくちょく休みを取っていたので、退職時点で有給がそんなに残っていなかったんです。
でも、これでよかったと思っています。
まとめて長く休めるかどうかは残日数次第だけど、権利として残っている分は遠慮なく使い切っていい。そこに罪悪感はいらないですよ。
引き継ぎでやったこと


看護師の退職で「引き継ぎが大変そう」と身構える人も多いと思いますが、私の場合は正直、そこまでの量ではありませんでした。個人が抱えている引き継ぎは、実は委員会や係の仕事くらいだからです。
実際にやった引き継ぎは、以下の2つだけです。
- 委員会の仕事の引き継ぎ:次の担当の子に、伝えなきゃいけないことを全部伝えた
- 代々受け継がれているファイル:まとめて次の人に渡した
病棟の日常業務はチームで回っているものなので、「わたしが辞めたら回らなくなる」は、思っているより思い込みです。
ちゃんと引き継げば、職場は回りますよ。
円満退職のコツまとめ


わたしの経験から、コツを3つに絞るとこうなります。
- 早めに予告する
- 決めてから言う
- 淡々と、感情でぶつからない
退職は「戦い」じゃなくて「手続き」です。
ちゃんと段取りすれば、引き止められても、揉めずに辞められますよ。
そもそもの転職活動をどう進めたか(エージェント登録から3社内定まで)は、こちらに全部書いています。
» 「転職めんどくさい」が口癖だった私が、3社受けて3社内定するまで
まだ「辞めたいけど、転職すべきかは分からない」段階なら、まずここから。




